株式取引の基礎知識

配当ってなあに?

株とは多くの人から効率よく資金を集める仕組みでしたが、果たして多くの人が見ず知らずの会社にお金を出すでしょうか?ホームページなどで会社情報を見て、応援したいと思ってもお金は出しませんよね。そこには何らかの見返りが必要になります。これこそが「配当金」なのですが、配当金は投資家からみて非常に魅力的なものなのです。

利益がでたら分け前がもらえる!

利益がでたら分け前がもらえる!

もし、ある企業が石油を掘る事業を行うため出資者を募ったとします。この事業はかなりの調査が行われ石油が出るのは確実と言われています。もし石油が出れば、会社には莫大な利益が転がり込むのは確実でした。石油埋蔵量や掘削の計画書などの説明も受けて成功間違いなしということも自分の目で確かめ納得しました。

  さあ、皆さんならここでお金を出しますか?例えば一口10万円として・・・。

たぶん、多くの人はお金を出さないと思います。なぜなら、利益が出るのは会社だけで、お金を出した方には何のメリットもないからです。では、ここで「利益の一部を一口に付き○%で分配します」と約束されたらどうでしょうか?かなり多くの人がお金を出すのではないでしょうか。このように、見返りを期待して事業にお金を出すことを「出資する」といい、この分け前を「配当金(はいとうきん)」と呼んでいます。

  株を買うとはその会社を応援することだと言いましたが、このように分け前が受け取れるからこそ、その会社の業績が伸びるように応援できるというのが正直なところではないでしょうか。

  また、会社としては、多くの株主の支えがあるからこそ事業が回るのですから、なるべく多くの人に株主になってもらえるように配当金を増やしたりさまざまなサービスを提供しています。

株主はまさにVIP待遇!

株式会社にとって株主は大事な出資者ですから、継続的に応援して欲しいと考えています。誰も応援してもらえなくなったとしたら、集めようと思っていた資金も集まりません。ですから、一生懸命がんばって配当金を増やす努力をする一方で、株主だけの優待サービスを行っています。まさにVIP待遇で迎えてくれるわけですね。これを一般に「株主優待」と呼んでいます。株主優待は、各企業さまざまな工夫をこらして株主を提供されています。配当金と並んでこの株主優待を楽しみしている株主もかなり多くいるようです。

  株主優待の中身は、千差万別ですが、食品会社ならその会社の商品の詰め合わせや商品券、エステ系の会社なら施術チケットなどがもらえるかもしれませんね。さまざまな株主優待が用意されていますのでホームページなどで調べてみたり企業に直接問い合わせてみるのもいいかもしれません。

株主はまさにVIP待遇!

その他、株主の特権としては、「株主総会」に出席できることが挙げられます。株主総会は、企業の業績の報告会で、どれくらいの業績だったのか、配当金をいくらにするのか、今後はどういう事業を展開するのかなど、経営や財務に関する内容を発表したり、経営方針を株主から承認を受ける場です。

  最近では、株主を楽しませてくれるイベントを取り入れた株主総会も多くなりました。有名なところでは、エイベックス・グループ・ホールディングスの株主総会があります。ここの株主になっていると、有名アーティストが続々登場するライブに無料で参加できます。毎年熱狂的なファンが集まり大変盛り上がることで有名です。