証券コラム

2017/05/19 発見!有望銘柄のヒント

コンビニ大手3社が揃って日用品を値下げ

セブン-イレブン【3382】が、2017年4月19日から洗濯用洗剤やティッシュなど日用品の61品目を値下げしています。

そう聞いてパッと思い浮かんだのは「セブンプレミアム」などのプライベートブランドだったのですが、実はこの値下げ対象となっている日用品は、すべて日本のメーカーによる一般商品、いわゆる「ナショナルブランド」です。全体の平均値引き幅は5%です。

ユニーとの経営統合によりサークルKサンクスが加わったことで業界2位となったファミリーマート【8028】は定期的な商品価格見直しの一環として値下げを強化。今月15日から洗剤やシャンプーなど25品目の価格を5%ほど引き下げています。

ローソン【2651】も今月8日から洗剤やシャンプーなど日用品29品目を平均5%値下げ。再編が進むコンビニ業界のBIG3が揃って日用品の値下げを実施しています。

競合はもちろんあの業態

2014年から日用品の価格を見直しているローソンは昨年6月の値下げ時に「それぞれの地域のスーパー、ドラッグストアでの販売価格を調べたうえで」地域ごとの価格設定を導入。はっきりと「スーパー、ドラッグストア」をライバルと設定したうえで日用品の値下げに踏み切っています。

独り暮らし、夜間労働者、単身赴任者、高齢者だけの世帯など、日常的にスーパーやドラッグストアに通うのが難しい人々にとっては、日用品の買い置きを切らしてしまった時などの「緊急買い物先」的存在だったコンビニエンスストア。

しかしそのコンビニがスーパーやドラッグストアとの価格差を縮めることで、そういった世帯にとっての「日常的な買い物先」になろうと動き始めているわけです。

ちなみにスーパー最大手のイオン【8267】は4月17日から傘下のスーパー400店でナショナルブランド239品目とプライベートブランド「トップバリュ」の15品目を値下げするなど、価格差での優位を譲らない構えです。

セブン-イレブンはイトーヨーカドー、ファミリーマートはアピタ・ピアゴというスーパーと同一グループに属するため、互いの価格設定も気になることろですね。

参考までにセブン-イレブンでは我が家で使っている洗濯洗剤「アタックNeo抗菌EX Wパワー(本体・400g)」が、税込368円から358円へ10円値下げされました。

同じ商品をイトーヨーカドー(ネットスーパー)で検索してみると税込298円(2017年5月11日現在)。まだ価格差はだいぶ大きいですが、売れれば売れるほど価格が下がるのが日用品。今後もコンビニの日用品価格には要注目です!