証券コラム

2017/11/17 発見!有望銘柄のヒント

新語・流行語で振り返る株式市場2017 ~前編~

ことしも「新語・流行語大賞」候補に30語がノミネートされました。お笑い芸人・サンシャイン池崎さんの「空前絶後の」と同ブルゾンちえみさんの「35億」もノミネートされていますね。

テレビ番組中の企画でいつのまにかサンシャイン池崎さんと入れ替わったイケメン俳優・斎藤工さんが、池崎さんのものまねを役者魂全開で見せてくれたのは昨年大みそかの夜でした。

そしてブルゾンちえみさんブレイクのきっかけとなったネタ披露番組もそのわずか数時間後。つまりそれからもう1年近く経っているわけですが、この2語が今でも話題に上るというのはすごいですね。

ということでこれら30語の中から株式相場を賑わしたもの・これから賑わすかも知れないものを独断と偏見でピックアップしてみました。

インスタ映え

経済の面で注目すべきは「インスタグラムに投稿した時に映えるかどうか」という基準が旅行やグルメ、ショッピングなどの消費行動を左右する、ということですね。飲食店では実際にこの点(つまり見栄え)を意識したメニュー開発を進めているところもあります。

中にはその名もずばり「インスタ映えメニュー」という名のメニューを用意しているところもあるのだとか。ただし「人と同じではインスタ映えしない」という考えもあるでしょうから、今後サービス提供側がこの「映え」についてどんなものを用意するか、興味深いですね。

AIスピーカー

AI(人工知能)を搭載したスピーカーは音楽を聴けるだけでなく、こちらから話しかけると調べもの、家電の操作、天気予想やニュース、占いなども読み上げてくれるという賢いスピーカーです。

いまのところ日本で購入できるのは主にGoogle、Amazon、LINE【3938】の3社のものです。「1年前には考えられなかったものが当たり前になる」のがいまの世の中。投資家たるもの、いち早く注目しておかなければなりませんね。

9.98(10秒の壁)

ことし8月に行われた世界陸上の4×100mリレーで見事銅メダルに輝いたものの、個人種目の100mでは代表になれなかった桐生祥秀選手。しかし9月に行われた日本インカレ陸上・男子100m選手権で日本人初の9秒台となる9.98秒を記録しました。

桐生選手が高校2年生の時からスパイクシューズを提供してきたアシックス【7936】では、同選手が試合で使ったのと同じモデルを9月11日正午に9足限定で売り出しました。価格は記録の「9.98」にちなんで、なんと税抜き9万9,800円もしたそうですが、半日ほどですぐ完売したそうです。

GINZA SIX

ことし4月にオープンした「GINZA SIX」は、銀座6丁目の2街区を丸ごと使った大規模な商業施設。元々この地にあった松坂屋などを運営するJ.フロント リテイリング【3086】住友商事【8053】、森ビル、そしてLキャタルトン リアルエステート(ルイ・ヴィトンなどを傘下に持つLVMHグループをスポンサーとする不動産投資・開発会社)が出資しています。

「脱・百貨店」を掲げた「世界で通用する、日本で類を見ない商業施設」だというGINZA SIX。その人気は、銀座6丁目をことしの基準地価の値上がり率で東京の商業地トップに押し上げました。

その上昇率は前年比でなんと21.8%にもなり、ただでさえ高い銀座の価値は、まるで天井知らずであるかのような可能性さえ感じさせます。

みなさんはどれに興味を持ちましたか?来週は後編をお届けします!